電子帳票をCDで保存する方法選び方

こんばんは、ペーパーレス業者vividです!

書類を電子化するということは、紙書類をPDFにする ということです。

PDFにするとそのPDFをどこに保存するのか?を考えなければいけません。

 

大きく分けると

HDDに保存する

CDに保存する

その他媒体に保存する

これらに分かれます。

 

HDDにしてもCDにしても、種類は非常に豊富でややこしいです。

先日HDDの種類別の機能についてまとめましたので、下記記事を御覧下さい。

電子化した書類はどこに保存するのがいいの?HDD編(RAID機能)

電子化した書類はどこに保存するのがいいの?HDD編(RAID機能)

 

この記事では光ディスク(CD)についてまとめていますので、電子データをCDで保存したい方は是非ご覧ください。

 

ちなみにvividでは電子化したPDFファイルをHDDもしくはCDで納品しております。

電子データをHDDで保存するのもCDで保存するのもそれぞれ一長一短です。

それぞれのメリットデメリットは下記記事でまとめましたので御覧下さい。

電子化した書類データ(PDF化)したデータはCD保存とHDD保存どっちがいいの?

光ディスク(CD)の種類について

※以下光ディスクで統一します。

光ディスクには大きく分けて以下3種類があります。

CD(Compact Disc)

DVD(Digital Versa-tile Disc)

BD(Blu-ray Disc)

 

ディスクの種類分けの中には更に下記3種類があります。

読み込み専用(編集が出来ない)

1回だけ書き込み出来るもの

書き換えが出来るもの(何回でも編集可能)

 

価格が異なるのは勿論、互換性がきかないものなどもあるので、事前に確認が必要である。

それぞれ代表的なディスクを以下にまとめます。

 

代表的な光ディスクの種類

代表的なディスクを下記にまとめました。

光ディスク 区分*1 記録層数 容量
CD CD-R 追記形 1層 650MB/700MB
CD-RW 書換形 1層 650MB/700MB
DVD DVD-R 追記形 1層/2層 4.7GB/8.5GB
DVD+R 追記形 1層/2層 4.7GB/8.5GB
DVD-RW 書換形 1層 4.7GB
DVD+RW 書換形 1層 4.7GB
DVD-RAM 書換形 1層(両面) 4.7GB/(9.4GB)
BD BD-R 追記形 1層/2層 25GB/50GB
BD-RE 書換形 1層/2層 25GB/50GB

※1 追記形・・・記録した後の上書きや編集ができない。

※1 書換形・・・繰り返しで編集や削除や上書きが可能。

 

容量を見て頂ければわかるように、CDの容量は少ないです。

紙書類をPDFにした時の容量は1枚約100~150KBです。

(カラーや解像度やOCRなどで大きく変わります。ざっくり出したものです)

 

 

単位について

1バイト = 1バイト(1バイト)

1,000バイト = 1KB(1キロバイト)

1,000,000バイト = 1MB(1メガバイト)

1,000,000,000バイト = 1GB(1ギガバイト)

1,000,000,000,000バイト = 1TB(1テラバイト)

 

 

例えば紙ファイル1冊に200枚(1枚約100~150KB)と仮定。

紙ファイル1冊が26,000KB(130KB×200枚)

 

1枚のCD(700MB)に26冊分のファイルが保存できる計算です。

1枚のDVD(8.5GB)に326冊分のファイルが保存できる計算です。

1枚のBD(50GB)に1,923冊分のファイルが保存できる計算です。

1台のHDD(2TB)に76,920冊分のファイルが保存できる計算です。

 

勿論規格によって互換性などがあるので、純粋にPDFが入るかは別です。

単純に容量の違いを一例としてご紹介致しました。

 

 

光ディスクの選び方

色々と種類がありますが、基本的に電子化したPDFデータを保管するのは、CDかHDDになります。

最近ではBDも流通するようになってきましたが、光ディスクはCDになるかと思います。

 

そうなると違いとすれば保存した後に「編集できるタイプ」か「編集できないタイプ」かになります。

編集できないタイプのメリットがなさそうに見えますが、改ざん防止になります。

 

削除も編集も出来ませんので、長期的に保存のみを目的とするなら編集できない「追記形」

しかし、たまに開いたりすることがあるのであれば、書換形のほうが不便はなく使えるかと思います。

 

 

ただCDに保存するのではなく、

どのCDになにが入っているか?

必要なPDFファイルをすぐに探し出せる仕組みを構築することが大切です。

 

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